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長男が入院の縁でベイ村田、NICUの子らを試合に招待/横浜

2011年5月16日

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手作りの小旗などで村田選手を応援するNICU関係者=横浜市中区の横浜スタジアム

手作りの小旗などで村田選手を応援するNICU関係者=横浜市中区の横浜スタジアム

 県立こども医療センター(横浜市南区)の新生児集中治療室(NICU)に入院したことがある子どもや、入院中の子どもの家族、医師ら約120人が15日、横浜スタジアムで行われた横浜ベイスターズの試合を観戦した。村田修一選手(30)が、早産だった長男(5)が同センターに入院した縁で招待。参加者は熱い声援を送った。

 ヤクルト戦。4回裏、村田選手がレフト前にヒットを放つと、招待された120人は手作りの小旗などを振って喜んだ。

 その中にいた森下文男さん(38)の現在3歳の双子の息子たちも、同センターに入院した。特に次男は少しでも食べ物が大きいと吐いてしまうこともあったが、「この子なりの成長があると思って、ほかの子と比べずに育ててきた。いまは本当に大きくなった。家族で野球観戦できたことに感謝したい」と話した。

 村田選手は長男の出産を機に、同センターの豊島勝昭医師らとグループ「NICUサポートプロジェクト」を立ち上げ、学校への出前授業や書籍で自らの体験も紹介してきた。野球観戦も一環で、3年前から年1回行ってきたが、いままで村田選手はノーヒット。今回のヒットはプロ通算999本目でもあった。

 村田選手は試合後、「やっと打てました。1000本目も打ちたかった」とし、森下さんも「実際に見られてうれしかった」と笑顔で話した。

 スタンドでは、久しぶりに再会した家族同士が近況を報告し、球場を背に記念写真を撮る姿も。観戦した同センター研修医の新関昌枝さん(30)は「元気に大きく育った子どもたちを見て、いま担当する子どもたちの治療を頑張ろうと思えた」と述べた。 

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